節操を取り戻せ

また目が悪くなった気がする

劇場版アイドリッシュセブンあと20回見たい〜BEYOND THE PERiOD感想〜

アイドリッシュセブンが映画になった。


正しくは映画になったというか、ライブが行われている。随分前から告知はされていたものの、普通に上映開始日を忘れており1週目の特典を逃した。1番いるやつやろがい。

忘れていたというのも、私は3次元のアイドルオタクでありアニメはまあ見るかな程度の人間なので、ライトすぎるユーザーだからです。アニメに対して"推し"の感覚があまり無いが、アイドリッシュセブンはアイドルなので、アイドルとしての”推し”がいる。
アイナナに関してはSNSで繋がることなくただ1人でゲームしてるだけであり、界隈のルールとか全く存じ上げていない。失礼があったらすみません。


最近男性アイドルGの現場が皆無なので、久々のアイドルを浴びて劇場版アイドリッシュセブンのことしか考えられなくなった。
加えて今現在アイドルオタクとしての窮地に立たされている状況で見に行ったものだからいろいろ思うことがありすぎて(あと普通に情報量がかなり多い)備忘録として記しておく。
Day1を1回、Day2を2回見た時点のネタバレしかない感想です。
そして長い。長すぎる。





OP

2.MONSTER GENERATiON / IDOLiSH7

3.Restart Pointer / IDOLiSH7 (Day1)

 PARTY TIME TOGETHER / IDOLiSH7(Day2)




久々にアニメのアイドル映画を見たので、正直最初は戸惑った。慣れてないものですみません。
しかし気づいたのだが、おそらく初見のDay1は後ろの方の席を取ったこと、初参戦の現場なこと、応援上映だけどかなり静かだったことが作用してソワソワしていたんだと思う。

別の日のDay2は前の方の席を取ったこと、二度目の現場なこと、応援上映でめっちゃ元気な子たちがいたことで、1人でも普通に叫びたくなるぐらい沸いた。

そして3回目はDay2をDolby atmosで見た。
応援上映は大きな会場になるほど盛り上がるので、大きい方が得。
ようやく3回目でペンライトを持って行ったのだが、アイナナのペンライトを持っていないため手持ちで1番色の多いモーニング娘。'17(15色)とTWICE(9色)のペンライトを持ってきた。結構なんとかなった。アイナナのペンラってどこで売ってんの?
あと3回目ともなるとそろそろ飽きてくるかと思いきや、あと20回通いたい。むしろ見れば見るほど欲してしまって怖い。




そしてライブ感想の前にアイドルおたくとしてチェックしておきたい会場について。
何よりもステージがシンプルすぎてビビった。
かつて見たことの無いほどのシンプルさ。”無 “?ガチで撤収早そう。と思ってたら、壁じゃなくてクソデカモニターだった。
あと客席どうなってる?スタンドなのか、2階席なのか?奥行き半端じゃないし傾斜がかなり緩い。最後列の人見えてるのか心配になった。



トップバッターに相応しい盛り上がりと爽やかなIDOLiSH7。よくよく考えればゲームもアニメも見ているけれど、私たちはマネージャーなので観客としてIDOLiSH7をこんなにダイレクトに浴びるのはほぼ初めてかもしれない。
めちゃくちゃアイドルでビビった。全員が売れっ子のツラしてやがる。
モンジェネで傘を開かずに踊り続け、ちょっとフォーメーション崩したら目に傘がぶっ刺さりそうでヒヤヒヤ。

そしてDay2で動力源が謎すぎるコーヒーカップが出てきて満面の笑みになった。コーヒーカップにステージ費用全振りしただろ。
環くんだけ1人で乗ってるのもリアルすぎて笑った。多分2人までしか耐えれない設計になってる。
正直何度見てもコーヒーカップインパクトを持って行かれてしまい、記憶があまり無い。いおりんに酔い止めを贈りたい。






4.ZONE OF OVERLAP /ŹOOĻ(Day1)
 ササゲロ-You Are Mine- /ŹOOĻ(Day2) 

5.Bang!Bang!Bang! /ŹOOĻ




ŹOOĻ、良すぎて良かった。

本当にさ…ŹOOĻってあんなにアイナナ世界を掻き乱す、言うなれば最悪の追加キャラクターだったのに、こんなに良いパフォーマンスを見せてくれるなんてさ…
出た当初はいやいや(笑)このタイミングで追加キャラクターって(笑)しかもまたなんかパッとしないビジュアルだな、当て馬役にキム兄(※スバ兄)まで使っちゃってあ〜あ(笑)何やってんだか(笑)ぐらいに思っていた。最悪である。

しかしŹOOĻ、今となっては推しどころしか無い。まず曲が良い、メンバーがなんか独特の感性してる、亥清悠がとにかく最高。 亥清悠がとにかく最高 

ZONE OF〜の記憶はほとんど無いが、(基本的にDay1の記憶が飛んでいる)亥清悠がかっこよくてかわいかったことだけはよく覚えている。かわいい男は至高。
ササゲロは絶対ライブで沸く曲だし、なんか途中でトウマとハルちゃんがREALMEの藤北(※Kis-My-Ft2のライブ)みたいになるとこあった。幻覚じゃなかった。
あとササゲロの虎於の表情管理良すぎて痺れた。あんた才能あるよ。


正直もうŹOOĻのことしか考えられない。
2週目特典は巳波ととらおちゃんが出てキュンとした。しかしいすみんが出ない。
実を言えばグッズ収集はしていないので特典自体にさほど興味はなかったのだが、ものはいらないから亥清悠を引いたという成功体験を勝ち取りたいみたいな気持ちになって、これが…ランダム商法! と戦慄した。
そして死ぬほど雨が降りその週はもう行けず2週目が終わった。詰めが甘い。





6.DAYBREAK INTERLUDE /TRIGGER
7.Last Dimension /TRIGGER(Day1)
 Crecent rise /TRIGGER( Day2)


アイナナ世界のラグジュアリー担当TRIGGERだが、ちょっと待て。1日目どした?姉鷺先輩、すごい攻めてる。
本当に申し訳ないがなんの告知もなくコンテンポラリーダンスが始まる(※告知があるのもおかしい)のは戸惑いが勝つ。マジでそっちばっか見ちゃった。
とは言えDAYBREAK INTERLUDEは本当良い曲だね…あたいこの曲が大好きだよ。
以上、感想が薄い。なぜならTRIGGERについては原因がある。




8.NO DOUBT /Re:vale(Day1)
 激情 /Re:vale(Day2)
9.Re-raise /Re:vale


NO DOUBTだ〜!めちゃくちゃ叩くのが苦手な曲キター!と思ったらそれは普通にDis Oneだった。
実を言うとRe:vale先輩の曲が普段一番聞いたことが無く、しかしやはり王者たるもの、ステージングの安心感半端ない。
特に初見のDay1はTRIGGERぐらいまで意識がフワッフワしていたのだが、Re:vale先輩を見てようやくライブの世界に引き込まれた。もしかして…実家?
モモちゃんのパンツが手羽先みたいだなと若干思ったりしながらRe:valeを浴びた。ユキさん、モモちゃんの前ではそんな風に笑うんだ、って…………

そして先ほどまで”無”だったステージからめっちゃ人出てくる。Re-raise良い曲だなあと思ってたところに 明らかに8.6秒バズーカがいる。 幻覚かと思ったが、3回見てもやはり毎回ラッスンゴレライがいる。全体的にバックダンサーのクセ強くない?



10.映像
11.NiGHTFALL /IDOLiSH7


Perfumeみたいな映像が始まるんですが、とにもかくにもこの映画、自己紹介がここしか無い。次回作は 太字ゴシック体で自己紹介ください。←重要

そしてNiGHTFALL、おい警備甘いぞ!!!!!!アイナナほどの売れっ子が丸腰で客降りすな。死人出るど。
しかしアイナナ世界のおたくたちは皆理性を保っているので、大型音楽番組のサクラぐらい動じてなかった。すごすぎ。
ここはDolbyで見た時に感動したのですが、客降りの時の悲鳴がマジで現場でよく聞くやつ。確実に"理解"ってる。
衣装が変わり、夜明けの精霊のようなアイナナくん。 1人だけ原神がいる。 原神が何なのか知らないが、多分この六弥ナギが原神。
NiGHTFALL初めて聞いたけどめっちゃ良い曲。この希望感と清涼感、IDOLiSH7にしか出せないよな…



12.STRONGER&STRONGER /ŹOOĻ

良すぎて草
マジでこの時間のために映画館通ってる。それは嘘です
しかも何がいいって、2番からずっとバックショットで、ソロパートで前を向くという演出。これは…モーニング娘。に置ける愛の軍団システム、舞祭組でいう道しるべシステムじゃないか…!と沸いた。
ŹOOĻの曲がどストライクすぎて辛い。
まず亥清悠の歌声がガチで最高。ラビリンスを初めて聞いた衝撃から現在に至るまで、歌声良すぎてすごい。
あとアイドルおたく観点としては、虎於の歌声がめちゃくちゃアイドルで良すぎる。ビジュとのギャップよ。



13.Journey /Re:vale


Re:vale先輩にこういう曲を歌われてしまうと、はい…そうですよね…私が間違ってました…となる。何を言っているかわかるか?
ミュージカルと言っていいほどなんかストーリー性とメッセージ性がある。世界って優しいんだ、って……
あとモモちゃんの訴求力も大概じゃないか?と思うなどした。私調べでは、サッカー頑張ってたアイドルは人を破滅させる力を持ってる。多分合ってる。
モモちゃんが水たまりをジャンプしてるのにユキさんは普通に歩いててわろた。裾濡れるぞ。



14.BEAUTIFUL PRAYER /TRIGGER


問題作で草
初見の衝撃が強すぎて序盤のTRIGGERの記憶ぶっ飛んだ。え…なんて?ビューティーペアって言ってない?キャッツアイ?荻野目洋子?姉鷺さん、攻めすぎでは?(2度目)
これは、多人数グループのユニット曲としてアルバムに収録されたものの、インパクトが強すぎて他のユニットが霞んでしまうタイプの曲…!全アイドルおたくが望む曲と言っても過言ではない。
しかしTRIGGERともなればいとも容易く自分の色に変えてしまう。トンチキを全うできる者こそが真のアイドル、っつーワケ。
ちなみにこの曲が頭に残りすぎて、いやもはやDay1終了後なんてこれしか覚えてなくてもう一度この曲を聴きたい!となったんだが、なんとまだツアー中であるBeyond the periodのアルバムが出ている。福利厚生がバグ。ありがたくダウンロードした。
歌詞の中にメンバーの名前が入っているのも全おたくが好きなやつで良かった。



15.Incomplete Ruler /七瀬陸(IDOLiSH7)&九条天(TRIGGER)


いや曲順
情緒ぶっ壊す気か?まさかこの2人のユニット曲があるなんてどどどういう経緯でこうなったんでしょうか?
まずこの曲の歌声からこの2人対称的で、七瀬陸は護られてきた無垢な声してるし、九条天は護らなければいけない重責を担ってる声なんよ。天くん、あんたノイローゼになるよ……もうちょっとアホみたいに生きてよ……

そして天くんは先程のステージから引き続きGYDAみたいな衣装を着ているもんだから、陸くん、あんたの兄貴さっきすごいことになってたけど大丈夫?と問いかけたくなった。
こんな2人の曲を見せられて我々は何を思えばいい?この2人は早くさ、同じマンションに部屋を借りてザ・たっちみたいに上下階に住めばいいじゃんか?
そして曲終わりの天くんの顔。なんなの?(キレるな)もっと我儘に生きろ、九条天!!



16.TOMORROW EViDENCE /全員

ここで陸くんが1人になってからのIDOLiSH7のメンバー登場。実家だよ、実家(天くんも実家である)
そして全グループが揃うのだが、16人ともなれば圧巻。めっちゃ人が多い。たまに19人ぐらいになってる時あると思う。
この曲全員表記だけどほぼアイナナくんが歌ってるんですね。わかるわ、この多幸感…
サビの「幸せになろうみんな」←マジでそれすぎる。



17.Piece of The World /全員


名曲すぎてわろた
ここでグループを超えてシャッフルで歌ったりする。16人もいると無限の可能性がある。3人組だとしても16×15×14=3360通りなのだがえ?計算合ってる?
一瞬六弥ナギ・逢坂壮五・御堂虎於・棗巳波のグループがあったが、そこだけは完全に実家太い組で震えた。

〆に相応しい感動的なフィナーレである。しかし基本的に現場では自担ロックオンタイプのオタクなので、目は亥清悠を追うのに必死。本能と理性が分離している。マジで目が足りない。
しかもハルちゃん、落ちサビ前にすごい良いパートもらってる!!!!シャッフルユニットで自担がどのパートになるかはそれはそれは重要なので思わずニッコリ。
そして落ちサビよ…泣き喚くぞ。もし陸くんと天くんがこんな機会を設けてもらえてきてたとしたら……絶対に認められてたと思うか?



アンコール
18.Welcome,Future World!!! /全員


シャッフルユニットでのソロパートの沸き具合は異常。しかもなかなか脈絡のない順番でなお良い。
衣装はアンコールらしくみんなライブTで腕にメンカラのリストバンドを付けているのだが、あれ?ユキさんはモモちゃんピンクを付けてるな。みんなシャッフルしてたりするのかな?誰が誰を付けているのかこれは要チェックじゃないか!と思ったのも束の間、交換してるのRe:valeだけだった。気づいた時は震えたね。宮玉以来の恐怖を感じた。(Kis-My-Ft2宮田・玉森のコンビ。昨年のツアーで2度目の結婚式を挙げた)

しかし亥清悠パート「だって音楽があればいつも」←泣くぞ。
ハルちゃんはさ、九条鷹匡とあんなことになってさ、おばあちゃんと暮らしてるってのにさ、それでも音楽があればいつも前を向けたんだよね……おい誰かこの家庭を全面的に援助しろと思ったのも束の間、
トウマ「1人じゃない」



マジでそう



ありがとうŹOOĻ



というわけで、私情しか無いレポブログになった。
3回目はアイナナを全く知らないヒプマイの女を連れて行ったのだが、楽しんでもらえたようで何より。ライブだから誘いやすい。
これは見れば見るほど見る箇所が増えていく謎の映画なので、ぜひ今後も通いたい。いや、通う
普段アプリ内でアイドルとしての業を背負いまくっている16人だが、こうやってステージで輝く姿が見られるのはありがたいですね。
はあ…もう一度見たい……そして影のMVPとして賞を与えたい(何様?)歓声担当の声優さんたち。彼女たちがいないとこのライブは成り立たない、心から感謝したい。

アイナナは言うなれば2次元のアイドルな訳だけれども、3次元でも結局偶像なので根本は変わらないのかもしれない、と深く思った。
2次元も3次元もやはりアイドルって最高だなと感じさせてくれる映画でした。


総評:

劇場版アイドリッシュセブン、あと5000回見たい!



〜完〜


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#アイナナ
#ムビナナ